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Q1 Fullonを創業した理由は?

前の会社にいた頃、様々なクライアントさんや優秀なエンジニア達との出会いの中で、
「ネット時代に適応したもっと新しいシステム会社があってもいいよね?」
「エンジニアがコストでなくプロフィットとして活躍出来る場を提供出来ないのか?」
「IT業の魅力をもっと若者に伝えたい!」
「最終的に実業をやれるIT企業こそ強い!」
との思いで創業致しました。

Q2 前職ではどんな事をやってましたか?

まずはなんと言っても新規開拓営業と既存顧客営業です。特に新規開拓はクライアント向けビジネスをやる以上、営業職では一番難易度が高く且つやりがいのある職務だと思ってます。中小エンド顧客に向けては様々な企画提案をし、要望の整理、チームの組閣&プロジェクトマネージメント、外注コントロール等もやってました。後半ではECに特化した企画やソリューション推進を行ってました。このEC経験はFullonでもそのまま活きてます。

Q3 前職での経験が活きていると感じることは?

7年間営業をやってからの起業なので、豊富な人脈とネットワークが武器となり、まず受注に困る事は有りませんでした。また、幸いにも前社にて企画&営業畑出身の社長の真横で経営のいろはも直接吸収させてもらったので、リーマンショック前後での起業でしたが何も怖く無かったです。前社でのEC開発という経験から、FullonでのEC運営という実業に向かえた事も過去の経験あってからだと思います。

Q4 Fullonで特にやりがいのあった仕事は?

とあるメーカーさんのダイレクトマーケティング事業に、外注としてではなくパートナーとして事業立ち上げと推進のお手伝いを企画提案から実行、運営まで携わらせて頂けた事です。クライアントの将来を左右するといういち大仕事を任せて頂けた事は個人にもそしてFullonという組織にも大きな経験と自信をもたらせてくれま した。

Q5 営業として大切にしている事は?

人脈形成はもちろんですが、まず誰に対しても面倒がらずに「マメ」に対応し、常に「サービス精神であれ」という事につきます。自分の関心や利益よりもまず相手の利益を先に考えられるか?って事です。そういう営業はまず最初に頭に思い浮かべてもらえる存在となり、その期待に応えられれば永続的に相談される存在になれると思うからです。

Q6 マネージャーとして大切にしている事は?

プロジェクトは必ず関係者の利害が様々に絡み合い何かと揉めます。その関係者の利害を上手に調整し、できる限り「多くの関係者の不満を最小限にする」事で予想されるリスクを予め低減させる事です。

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Q7 経営者として大切にしている事は?

夢をイメージし、そのイメージを語り続け、自ら先頭を切って実行に移す事です。またIT業界ではこれからは特に、10~20年先を見据えてビジネスモデルを柔軟に転換できる先見性と決断力がもっと必要かも知れません。

Q8 これからのIT業界には何が求められますか?

ITというツールはこれからますまずパーツ化され、安価に、手軽なものになっていくので、それらの扱い方のスペシャリスト的な能力でしょうか。また、IT業の方々はITを自ら扱えるので、逆にそれを武器に、実業そのものをやってしまうプレイヤーがもっともっと出てくるんでしょうね。

Q9 今後、Fullonで実現したい夢は何ですか?

僕の個人的な夢は「天空の城ラピュタのような実際に空に浮かぶリゾートを作る事」「安土城を復元する」「UFOに乗る、宇宙人に会う」「ノアの箱船を発掘する」とか危ないものが色々とありますがw、同じ様にFullonの社員も様々な夢をもって入って来ているはずです。そんな社員の夢を実際に事業として実現させていける"ベンチャーを生むベンチャー"を作るのが僕のビジネスマンとしての夢です。

Q10 Offの日は何をしてますか?

映画鑑賞、城訪問、プチ旅行、温泉、水泳&ジム、キーボード演奏、猫のチンチラの世話とか。

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木下 賢司(きのした けんじ)

1975年生まれ、長野県出身。
早稲田大学第一文学部西洋史学専修卒業。
2年間の音楽業界を経て、2001年にソフトウェアベンチャーに入社し、営業部長、EC事業部副本部長、執行役員を歴任。2008年5月、Fullon株式会社を立ち上げ代表取締役社長CEOに就任し現在に至る。

・情報産業経営者稲門会 ビジネス委員会
・ベンチャー稲門会
・港稲門会
・ソフトウェア事業協同組合(SBA) 専務理事
・ポストSIビジネス研究会(SBA内)
・全国ソフトウェア協同組合連合会(JASPA)
・e4Eイニシアチブ(e4Ei) 監事
・リナックス・ビジネス・イニシアチブ(LBI) 事務局
・一般財団法人ドリーム夜さ来い祭りグローバル振興財団 事業開発委員会
・丸の内起業塾第6期卒業生
・永楽倶楽部